推奨使用方法
まるわ酵素を効果的に働かせるためにはいくつかのポイントがあります。
鶏舎や敷材など現状のヒアリングを行った後、事前試験の実施後の導入をお勧めします。
導入のご相談についてはお気軽にお問い合わせください
第一推奨 入雛前(事前混和)の場合
1入雛前準備
敷材(㎥)にまるわ酵素(kg)0.5%混和し保管してください。夏場は半日程度、冬場は2日程度寝かせると効果的です。
鶏舎内清掃・消毒後、敷設してください。
※添加量の目安は敷材1m3に対して5kgです。
※まるわ酵素を添加した敷材は直ぐに発酵が始まることがあります。完熟堆肥のように黒っぽくなります。



※「鶏舎に敷材を敷設後にまるわ酵素を散布し混和して寝かせる」方法もしくは、「敷材にまるわ酵素を混和後、寝かせた後に鶏舎に敷設する」方法があります。
※写真は農薬散布用の散粒機を使ってまるわ酵素を散布しています。
2入雛〜12日齢、17日齢
雛の糞尿が好気性微生物叢の餌になり、床全体が発酵状態に整います。
通常の飼育方法で問題ありません。
※ニップル付近は湿りがでます。まるわ酵素を床面がうっすらと隠れる程度に追加散布してください。


326日齢、36日齢、41日齢
好気性微生物叢の発酵サイクルが維持されていると鶏舎の中の臭いがほとんど感じず、床は適度な乾燥状態です。その場合は特に何もしなくて良いです。水分が多すぎると空気が不足して好気発酵が進まないため、状況に応じて床撹拌をしてください。過剰乾燥の場合はジョウロ等で水分を足してください。



4出荷直後
床の状態を見てください。明らかに乾燥しています。画像提供くださった農場さん曰く、敷材の引取り業者がいつもの湿り気に比べて乾燥している様子に驚いていたとのこと。
飼育期間中全体では、初期はニップル周りなど水分が多すぎて床状態が良くない所が出る場合もありますが、生育して鶏自身が床を撹拌し出すと乾燥状態が維持され床の状態は良好なまま保たれていきます。

CS生産出荷後 2時間後の鶏舎
入雛前(事前混和)の場合
※事前混和が難しい場合はこちらの方法をご提案します。
⚫︎ 1坪あたり300g程度まるわ酵素を散布し、撹拌をしてください。撹拌が出来ない場合は、事前にまるわ酵素を混和した敷材を散布してください。
この場合、撹拌の必要ありません。
以後は、事前混和と同じ管理です。
※添加量の目安は敷材1㎥に対して5kgです。
※まるわ酵素を混和した敷材は、夏場は半日程度、冬場は2日程度寝かせてから散布すると効果的です。
※まるわ酵素を添加した敷材は直ぐに発酵が始まることがあります。完熟堆肥のように黒っぽくなります。
追加散布
ピッカーまわりや壁際、他、湿り気のある個所は、床の表面がうっすらと隠れる程度に追加散布してください。
床の状態が変わらない場合の原因は複数考えられます。ご相談ください。
※追加散布含めて状態が悪い場合の原因は複数考えられるため、安定するまではご相談ください。
お客さまの鶏舎環境に合った対処法をお伝えいたします。
導入試験事例のご紹介
某インテグレーション直営農場様
まるわ酵素導入試験
対象区 ××第1農場(約6,600平米)
※上記農場は同じ敷地内(気温等の条件は同じである)
床面の湿り対策として吸湿材(MSドライケア、リグノドライ)は使用してるが満足していない。
追加散布3袋(60kg)
試験実施後のご意見
- 床が乾燥して湿りが気にならなくなった。
- 臭いがしなくなった。
- 対象区が調子を崩している時期も、試験区は調子が良かった。
- 対象区が期間中2回の撹拌を必要としたのに比べて試験区は1回で済んだ。
→この後、再度導入試験にて追加検証していただき、
結果良好との評価にて全体でのご導入をいただきました。